大臨技ニュース

大臨技ニュース 2023年度7月号

7月行事予定表

行事スケジュールカレンダーはこちらから

組織部からのお知らせ 2023年度タスク・シフト/シェア講習会予定

会場:森ノ宮医療大学
申込みは日臨技HPより行ってください。

※新興感染症拡大、講師都合等による変更の場合はご了承願います。

学術部 一般検査部門からのお知らせ

一般検査部門 基礎講習会

評価点:各回共に専門教科-20点

 7月開催の第5回尿沈渣検査の「異型細胞」は異型細胞のそれぞれの鑑別ポイントを講義し、確認問題まで行います。第6回の「髄液(脳脊髄)検査法」は髄液細胞について基礎から学べる講演です。慣れていない方も学びなおしたい方もこの機会に是非ご参加ください。

 

テーマ 第5回「異型細胞類」
内容 異型細胞類~次の検査へ繋げるために~
講師 市立東大阪医療センター 臨床検査技術科 河内 悠真
日時 2023年7月5日(水)19:00~20:30
申込期間 2023年6月20日(火)~7月2日(日)
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください。

第5回「異型細胞類」 参加チケットの申込みはこちら

 

テーマ 第6回「髄液検査法」
内容 髄液検査法
講師 神戸赤十字病院 検査部 八木 優太
日時 2023年7月19日(水)19:00~20:30
申込期間 2023年6月20日(火)~7月16日(日)
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください。

第6回「髄液検査法」 参加チケットの申込みはこちら

 

会場 各回共にWeb開催(Zoomを用いたライブ配信)
参加費 各回 会員:500円 非会員:1,000円
定員 各回200名(先着順)定員になり次第終了します。
連絡先 長吉総合病院 野崎 聖恵
E-mail: nvlah08555@yahoo.co.jp

令和5年度 日臨技近畿支部研修会「臨床一般検査部門 研修会 実習 」

評価点:専門教科‐20点

テーマ 「みんなでスキルアップ 一般検査マイスターへの道~ 」
日時 2023年8月27日(日) 9:20~16:20
会場 大阪医療技術学園専門学校 2階大教室 6階実習室 7階実習室
https://www.ocmt.ac.jp/access/
受講資格 初級:一般検査部門経験3年未満くらいの方、
中級:一般検査部門経験3年以上くらいの方
※各級共に原則1施設1名先着順です。
申込期間 2023年6月1日(木)~7月10日(月)
申込方法 日本臨床検査技師会ホームページ内にある「会員専用ページ」より「事前登録申請」にてお申込みください。
参加費 日臨技会員:5 ,000 円  非会員:10 ,000 円
定員 初級40名 中級40名、定員になり次第終了します。
連絡先 長吉総合病院 野崎 聖恵
E-mail: nvlah08555@yahoo.co.jp

※詳細は 近畿支部実技講習会 プログラム を参照照ください。

学術部 生理検査部門からのお知らせ

心電図判読講座「初心者・初級編」3回目:虚血編

評価点:基礎教科-20点

心電図判読講座3回目は「虚血」についてです。
今回から、現地開催のみとなります。
判断に悩む波形をどのように読み取っているか、ベテラン技師の技術を習得できるチャンスです。
ぜひ現地に足を運んで学んでください。

 

テーマ 心電図に関するシリーズ講習会
内容 3回目 虚血編
講師 大阪公立大学医学部附属病院 中央臨床検査部 片岡 恵莉子
日時 2023年7月20日(木)  18:30~20:00(受付開始:18:00~)
会場 大阪医療技術学園専門学校 2階
https://www.ocmt.ac.jp/access/
参加費 会員:500円 非会員:1,000円
定員 100名(先着順)定員になり次第終了します。
申込期間 2023年5月20日(土)~7月9日(日)
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください。
連絡先 馬場記念病院 山崎 功次
E-Mail:yamasaki70tom@gmail.com

8月は開催事業がありません。
「心電図判読講座4回目」は8月号にてお知らせいたします。

学術部 免疫化学検査部門からのお知らせ

免疫化学検査部門  定期講習会

評価点:専門教科-20点

臨床化学や免疫検査は「機械にかければ結果が出る。」と思われがちですが、機械の不調や検査データの異常に対応するには、機械と試薬に関する知識が必要となります。今回は機械と試薬がどのようにして結果を出力しているか、わかりやすく説明します。

 

テーマ 「化学・免疫検査の機械と試薬」
内容

1. 「化学・免疫検査の機械と試薬~生化学編~」
講師:近畿大学病院 中央臨床検査部 米本 圭佑

2. 「化学・免疫検査の機械と試薬~免疫編~」
講師:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 カスタマーフロント本部
第3統括 第5フィールドグループ 本庄 一壮

日時 2023年7月21日(金)19:00~20:00
会場 Web開催(Zoomを用いたライブ配信)
参加費 会員:500円 非会員:1,000円 学生会員:無料
定員 80名(先着順)定員になり次第終了します。
申込期間 2023年7月1日(土)~7月10日(月)
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください。
連絡先 淀川キリスト教病院 臨床検査課 井尻 健太郎
E-mail:menekikagaku-osaka@yahoo.co.jp

学術部 微生物検査部門からのお知らせ

微生物検査部門 定期講習会

評価点:専門教科-20点

 質の高い検査結果を担保するためには日頃の精度管理が大変重要な位置づけとなります。今回は日臨技精度管理調査も担当している講師をお迎えして、精度管理に対する考え方や意義を中心に講義をしていただきます。

 

テーマ 微生物検査における精度管理 ~攻めと守りのガバナンス~
講師 京都橘大学 健康科学部 臨床検査学科 中村 竜也
日時 2023年7月27日(木)19:00~20:30
※多くの方が来場しやすいように開始時間を従来から30分遅くしました。
会場 大阪医療技術学園専門学校 2階大教室
参加費 会員:500円 非会員:1,000円
定員 100名
申込期間 2023年6月26日(月)~7月24日(月)
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください。/td>
連絡先 関西医療大学 保健医療学部 大瀧 博文
E-mail:kuhsmicrobe@yahoo.co.jp

学術部 病理細胞検査部会からのお知らせ

病理細胞検査部門 細胞診定期講習会

評価点:専門教科-20点

今回の細胞診定期講習会はWebで開催します。
今月は泌尿器・体腔液の細胞診についてご講演いただきます。基本から実践的知識まで、細胞検査士を目指す方はもちろん、細胞診業務に携わっておられる方にも役立つこと間違いなしです。ZoomによるWeb講演会ですので自宅や職場から視聴可能です。皆様、ふるってご参加ください。

 

テーマ 泌尿器・体腔液細胞診
講師 PCL大阪・病理細胞診センター 三村 明弘
日時 2023年7月28日(金)18:45~20:15(受付18:30~)
会場 Web開催(Zoomを用いたライブ配信)
参加費 会員:500円 非会員:1,000円
定員 90名(先着順)定員になり次第終了します。
申込期間 2023年7月7日(金)9:00~2023年7月22日(土)0:00
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください。
連絡先 大阪赤十字病院 病理診断科部 和田 恭典
E-Mail:dairinngi.byourisaibou.wada@gmail.com

学術部 血液検査部門からのお知らせ

血液検査部門 血液形態セミナーシニアコース

評価点:専門教科-20点

 

テーマ 標本を用いた症例検討会
内容 症例提示および解説
講師 大阪日本赤十字病院 臨床検査部 石川 佳那
日時 2023年8月3日(木) 20:00~21:00(入室19:30~)
会場 Web開催(Zoomを用いたライブ配信)
参加費 会員:200円 非会員:300円 登録学生:無料
定員 大臨技会員70名、大臨技非会員10名、大臨技登録学生5名
先着順。定員になり次第終了します。
申込期間 2023年7月17日(月)9:00~7月31日(月)9:00
申込方法 以下のリンクから参加チケットをご購入ください
連絡先 地方独立行政法人市立吹田市民病院 臨床検査部 吉川 慎一
メールアドレス suitakensahematology@gmail.com

注意事項
①研修会開始後の途中入室は原則できませんのであらかじめご了承ください。
②パスマーケットに登録するメールアドレスは使用頻度の高いアドレスを推奨します。また、メールアドレスの誤入力がありますと参加登録URLや連絡事項が届きませんのでご注意ください。
③研修会資料のダウンロードはスマートフォンやタブレット端末ではできませんのでPC端末での入室を推奨します。
④諸事情により、中止や日程変更する場合はパスマーケット登録メールアドレスにご連絡いたします。予め、ご了承ください。
⑤当日の問い合わせ(ZoomのURLが届いていない等)は対応できかねますので必ず前日までにお問合せください。

学術部 輸血検査部門からのお知らせ 予告

輸血検査部門 研修会Ⅰ(緊急検査部門とのコラボ企画)

評価点:専門教科-20点

今回、初の試みとして緊急検査部会とのコラボ研修会を開催します。
どんな規模の施設で働く方にも遭遇しそうな症例を提示して「こういう時どうする?」「この検査データどう考える?」など、会場参加型の研修会を予定しています。少しでも興味のある方は是非参加をお願いします。
申込方法等の詳細は、次号の大臨技ニュースまたは大臨技ホームページに掲載します。

 

内容 緊急検査と緊急輸血についての会場参加型研修会
日時 2023年9月9日(土) 14:00~17:00(受付13:30~)
会場 大阪医科薬科大学 北キャンパス看護学部看護学科 講堂
参加費 会員:500円 非会員:1,000円
定員 120名(先着順)定員になり次第終了します。
申込期間 2023年8月中
連絡先 大阪母子医療センター 臨床検査部門 小林 茜
E-mail:yuketsu_osaka@yahoo.co.jp

報告 新人研修会

2023年度新人研修会「新人さんいらっしゃぁ~い!!」【開催報告】

2023年5月13日(土)に、4年ぶりに対面形式で研修会を開催することができました。
今年度は、卒後3年目までを対象とし、およそ30名の新人さんが集まってくれました。
臨床検査技師になって、ほとんど初めて参加する研修会だったと思います。
「服装はどうしたらいいの?」「友達いないけど行っても大丈夫かな?」そんな質問が巷ではあふれていたそうです。
そんな不安をよそに、研修会は楽しんでいただくことができたようで、「楽しかった!!」「インシデント再現ビデオが勉強になった!」「友達ができた!!」「2年目の集いもしたい!」などなど・・・
たくさんのうれしいご報告をいただけ、我々もうれしい限りです。
臨床検査技師として過ごすにあたり、今回できた友人はきっと最高の宝物の一つとなることでしょう。ぜひ、今後も交流を続けていってほしいと思います。

ドキドキ・・・ 自己紹介の様子

 

大臨技オリジナル「臨床検査かるた」の様子

 

インシデント再現ビデオのグループワーク。

最後になりますが、参加してくださった方から感想文をいただきましたので、掲載させていただきます。

『新人研修会-繋がりを通して得る学び』

 この度は新人研修会「新人さんいらっしゃぁ~い!!」に参加させて頂き有難うございました。
参加する前はどの様な方々が参加されるのか少しドキドキしていましたが、当日皆様とお話しさせて頂く中でその不安は一掃され、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 第一部(ヨコの糸)では、臨床検査技師会や学術部、組織部をはじめとした組織についてと、インシデントに関するご説明を頂きました。
その中で臨床検査技師会は公益社団法人であることを自覚し、自己の利益を優先するのでは無く皆様のために貢献することが重要であるとのお話を頂きました。自身があまり深く思慮していなかったことだけに、目指す臨床検査技師像を見つめ直す良い機会となりました。
5名程度でのグループワークでは、参加者の自己紹介や臨床検査カルタによって自分の病院以外の方々の状況を知る事ができ、また交流を深めることができました。自身の部署とは異なる検査機器や検査法、分野ごとの検査対応を広く知ることにより、普段気付くことのできないような新たな学びを得ることができました。

 第二部(タテの糸)では、ボウリングを通じて先輩方や新人技師同士の交流会を企画頂きました。プライベートなことにも踏み込んだコミュニケーションによって、第一部では見られなかった皆様の一面が見え、よりお互いの信頼関係を築くことができる機会を頂きました。

 今回の新人研修会を通して、医療機関同士の関係性や、人と人との繋がりを築くことの大切さを皆様と一緒になって学ぶことができたことがとても良かったと感じています。
引き続き、気付きを得る場に参加させて頂く、もしくは自らも企画に参加することで、今後の臨床検査技師会の発展に寄与していきたいと思います。
この度は有難うございました。

関西医科大学総合医療センター 富山 寛将

『新人研修会―新たな地での学びと人とのつながり』

 私が地元九州から関西に移り住み、新たな生活と慣れない仕事に不安を抱いていた頃、大阪府臨床検 査技師会が主催する新人研修会「新人さんいらっしゃぁ~い ‼」に参加する機会を得ました。この研修会は私にとって新たなつながりを築く喜びに満ちた貴重な時間となりました。
第一部では、大阪府臨床検査技師会の構成や学術部、事業内容について詳しく教えていただき、また、 新人同士でグループワークを行いました。特に印象に残ったのは、日本臨床検査技師会が主催する各種認定資格の受験に役立つ生涯教育制度です。この制度を活用することで、履修開始後の五年間に多くの研修会に参加し履修点数を取得することで認定の受験資格を得ることができるのです。この生涯教育制度は、私たち臨床検査技師が継続的に学び成長するためのモチベーションを高め、積極的に研修会等に参加できる仕組みとして魅力的に感じました。

 次に学術部の紹介では、専門部門ごとに毎月テーマに沿った講習会が行われていることを知りました。 特に印象に残ったのは、講習会がレベル別に設けられていることです。臨床検査技師歴の浅い人から 経験豊富な技師まで、自分のスキルに合った勉強ができるということに感銘を受けました。このような環境の中で、常に知識や技術の向上を追求できることは、私たち臨床検査技師がスキルアップする大きな支えとなると思いました。
第一部の最後に行ったグループワークでは、 臨床検査カルタや実際に起きたインシデントを再現した ビデオを視聴しました。インシデント再現ビデオでは、問題点について一年目同士で話し合いながら多くの意見が交わされ、一年目の仲間とも深い絆を築くことができました。
研修会の第二部は、大阪府臨床検査技師会組織部の方々との交流会でした。レクリエーションや飲食を楽しみながら、入職後に抱えていた疑問や他の病院の様子について、経験豊富な検査技師の方々の意見を聞くことができました。この交流を通じて、自身の仕事やキャリアに対する展望を広げると同時に、新たなつながりを築くことができました。会の最後にはお互いの連絡先を交換し合い、新たな輪を感じることができたことも嬉しかったです。

 この研修会を通して、学生時代のように受動的に勉強するのではなく、自主的に勉強会に参加し、日々新たな知識を得ることの重要性を再認識しました。また、大阪府臨床検査技師会という職能団体の存在は、他の病院の技師とのつながりを深め、自身の抱える問題や疑問を共有できる貴重な場だと感じました。
今回の研修会での多くの方々との交流を通じて、大阪での仕事や生活に対する不安も解消されました。最後に、大阪府臨床検査技師会の皆様にはこの貴重な機会を提供していただき、心から感謝申し上げます。今後も自身の成長のために積極的に研修会や交流の機会を活用し、臨床検査技師としてのスキルを磨いていきたいと思います。

大阪医科薬科大学病院 中央検査部 岡田 亜武

臨床検査教育機関からの声

『ChatGPTの能力と可能性』

 AI技術の進化は、我々の生活をより便利で効率的なものにする可能性を秘めている。特に、OpenAIが開発したChatGPTは、その能力を最大限に活用することで、様々な分野での日常的なタスクを改善し、最適化する手助けとなっている。実際に医療現場で、医師と患者のコミュニケーションの補完に用いられたというニュースがある。専門用語を用いず、患者に分かる表現方法を見つけるのにChatGPTを利用したとのことだ。一方、教育現場では、ChatGPTは教師の教育方法を革新するツールとなっている。ChatGPTが教師の管理作業や教育計画の策定を助け、生徒がフラッシュカードを作成したり、練習問題を生成するのを支援している。これにより、教師は情報の伝達者からガイドへと役割をシフトさせることができる。さらに、ChatGPTは個々の生徒の学習を個別化するのを支援し、生徒が自分自身の探求と発見のための適切な質問を作成する方法を学ぶ機会を提供している。しかし、ChatGPTは患者との対話を助けることができるが、その診断能力には限界がある。患者の症状だけでなく、感情や状況も重要な診断の一部であり、AIに人間の情緒を理解することは困難であるためだ。また、教育現場では、生徒がAIが生成した情報を鵜呑みにすることなく、それを批判的に考える能力が求められるだろう。ChatGPTの出現は医療と教育の両現場で大きな影響を及ぼしており、これからの活用方法が注目される。

 以上は、私がChatGPTに書かせた文章を一部改変したものである。
ChatGPTの能力と可能性には驚嘆せざるを得ない。医師として、患者へのコミュニケーション支援は貴重だ。教育者としても、教育計画の策定や生徒の学習個別化支援は大いに期待できる。しかし、診断能力の限界や批判的思考力の必要性は忘れてはならない。それでも、これらの可能性を前に自問する。次は何をすべきか、そして、私の役割は何か。『教師は情報の伝達者からガイドへと役割をシフトさせる』という意見には考えさせられた。答えが見つからなければ、「ChatGPTにアイディアを聞いてみよう」かもしれない。

森ノ宮医療大学 医療技術学部/臨床検査学科 教員 小林  渉 

「臨地実習で感じたこと」

 毎日の病院の業務に加えお忙しい中、先生方には実習生指導にお時間を作っていただき、大変感謝しております。実習ではとても良い環境で実習をさせていただいていることを実感しており、そのありがたみを感じています。

 臨地実習では、見たことのない真新しい機械や、テキストでの勉強では決して学ぶことができなかったであろう技術的指導など学校では経験することができないことを学ぶことができ、3年生にして最も充実した時間を過ごすことができています。また、臨地実習では、私の知識不足を痛感しました。今まで学校で学び、様々な経験をさせていただいて、勉強をしたつもりでいたということに気がつきました。実習が始まってからは、各部門で実習をさせていただく前、そしてその日の実習が終わった後に予習復習をすることで、私に足りていなかったものを補ったり、理解を深めることで意味のある実習を過ごせるように努めています。さらに、実習では「なぜ」、「どのようにして」この結果に至ったのかを考えることや結果に対しどのような評価をするのかといった大切なことを学ばさせていただきました。これは、勉強でも「なぜ」、「どのようにして」を考えることにより、さらに深い理解と記憶への定着のしかたにも大きな差が生じるものだと思います。

 実習が始まってもうすぐ1ヶ月が経とうとしていますが、実習前に私が抱いていた臨床検査技師の実際と、今私が感じている臨床検査技師の実際は大きく異なったものでしたが、今まで持てなかったイメージが少しずつですが形になってきていると感じています。実習は3ヶ月と限られた時間しか体験することはできません。残りの実習期間を決して無駄にすることはせず、実習期間中に経験させていただけることを私の物にし、私自身の大幅なレベルアップを目指して全力で学びたいと思います。

 最後にはなりましたが、お忙しい中、我々実習生を受け入れてくださった検査室の先生方に、心からお礼を申し上げます。

大阪行岡医療専門学校長柄校 臨床検査科3年 舟川 翔

報告 2023年度大臨技定期総会

 2023年6月15日(木) 大阪天満橋OMMビルにて 
 公益社団法人大阪府臨床検査技師会「2023年度定時総会」を開催いたしました。

 当日参加者は31名、委任状による参加は2,944名、合計2,975名となり
 2023年4月15日現在の正会員数4,094の2分1以上の参加をいただきました。
 これにより定款第17条・第1項で定められた事項の議決条件を満たすことができました。

 永年会員表彰は、58名代表者2名及び感謝状表彰は、受賞者2名に授与を行いました。

 議案審議はすべてが賛成多数で承認されました。
 会員の皆様にはご協力賜り感謝申しあげます。
 ありがとうございました。

総務庶務部 部長 上地 裕美 (南大阪病院)

上 左から 永年表彰者:寺西 広樹 氏(阪南市民病院) 津田 喜裕 氏(近畿大学病院) 

下 左から 第2議長:岡部 文雄 氏(大阪府結核予防会 相談診療所) 第1議長:平川 弥寿与氏(大阪ろうさい病院)  

事務局だより

広告 (アボットジャパン合同会社)

2022年度広告アボットジャパン

大臨技ニュース一覧