Last Update 2001.03.23 |
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吹田市民病院 看護婦 嶋 文子
臨床検査技師さんの団体がこんな勉強会をするのか?…という気持ちでちょっと覗いてみました。1月27日、雨の土曜日の午後、吹田市職員会館で大阪府臨床衛生検査技師会公益事業部の「聴覚障害者が来られた、その時…」という講演会がありました。患者さんと接するよりも、尿・便や血液と接するほうが多いように思われる臨床検査技師の方々が、患者さんとの接し方、それも障害のある患者さんの立場にたった対応について学んでおられる様子に感心しました。当院でも、外来や診察室での対応についてはある程度の体制を考えていますが、入院されている患者さんに対してはどうだろう?と考えさせられる講演会でした。
入院生活の中では、インターホンやドアのノック音、お知らせコールなど、なんと耳だけに頼るコミュニケーションの多いことか!また、耳の聞こえない患者さん自身の発する音で他の患者さんとの間にトラブルが生じる可能性があることなども、私たち医療者側が考えなければならないことも知りました。