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新年のご挨拶
(社)大阪府臨床衛生検査技師会 会長 小林紀崇
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
はじめに、今年は記念すべき2000年の幕開けにあたり、社団法人大阪府臨床衛生検査技師会も大きな節目を迎えます。それは、当会が創立されて今年でちょうど50周年になるからであります。加えて、法人化15周年の年でもあります。そこで、社団法人大阪府臨床衛生検査技師会では、今秋(10月28・29日)に第40回記念の近畿臨床衛生検査学会(第40回近畿医学検査学会と改称)の開催を担当することもあり、この学会の日程に併せて記念行事を計画しております。
現在、記念行事や学会の実行委員会を結成して誠意準備を整えております。企画実行の経緯は大臨技ニュースなどにて、随時お知らせしていきたいと思います。会員の皆様には、これから様々なご協力をお願いしなければなりませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、次に現在当会の年度計画事業は、会員のみなさまのご協力で順調に推移しており、公益・生涯教育・地区事業・組織対策・渉外法規・学術研修などに、大きな成果が達成できる見通しであります。ご参加いただいた会員のみなさまに厚く御礼申し上げますとともに深い敬意を表します。
ところで、私たち検査技師を取り巻く周辺の社会情勢は、すでにご存じの通り、医療改革の進行とともに、その厳しさは徐々に明確になってきております。こうした情勢の中で、私たち技師会活動もますますその重要性が増し、従来と異なる行動が必須であることや、その迅速性や即応性などが以前にも増して問われてきております。いまこそ、当会会員の一人一人が加速度的変化を見せる社会情勢に詳細かつ充分な注目をしていただき、冷静沈着に社会的ニーズを見極め、一致団結して慎重かつ柔軟な行動をとるべき時が来ていると感じられます。
現在、政治連盟が立ち上がり、一部国会議員との折衝などの行動もしていますが、なにぶんにも連盟への加入者が少数であることから残念ながら、充分な運動が出来ない状況にあります。本来こうしたことの常として「数が力である。」と言われております。当会の会員の加入率は全国平均を大幅に下回る状況にあります。未加入の会員の方々は至急に加入していただきたいと存じます。
今、私たちが素早く行動しないと、現状のままではたぶん今後検査技師の身分や地位の確立が、危機的な状況に追い込まれる可能性が高くなってきておりますことをあえてここに強調して、今後とも当会の技師会活動にも併せて倍旧のご協力をお願いする次第であります。
最後になりましたが、今年がみなさまにとって素晴らしい年になることをお祈りして、年頭のご挨拶といたします。