学会・論文発表に必要な統計の基礎知識(8/9)

パソコンによるデータ解析

1) 第二例(SPSSによる)

ANOVA 従属変数名リスト
BY 要因変数名リスト(最小値、最大値)
   [要因変数名リスト(最小値、最大値)]・・・
[WITH 共変量変数名リスト]
[/変数名リスト  ・・・]
従属変数名リスト
5変数以内、2変数以上の場合は個々に解析を行う。

要因変数名リスト
キーワードBYの後ろには要因変数名を与える。10変数まで指定できるが、交互作用はたかだか5次までである。各変数名は整数値(水準)をとるものであり、解析に用いる範囲をかっこ内にコンマで区切って(最小値、最大値)で与える。範囲外のデータは解析から除外される。値が整数でない場合は、少数部を切り捨てて整数化した値が用いられる。

共変量変数名リスト
共分散分析を行う場合には、キーワードWITHの後ろに10個までの連続型の値をとる共変量を指定する。

解析リスト
従属変数名リストから共変量変数名リストまで1組の解析リストとし、1つの手続きにはスラッシュで区切って5組までの解析リストを指定できる。

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大阪府立母子保健総合医療センター 検査科 宮野 章(miyano@mch.pref.osaka.jp

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